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センサ情報をスマホで確認

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センサ情報をスマホで確認

はじめに

世の中は「データ」で溢れています。
そんなデータを私たちは日常生活で当然のようにパソコン・スマホなどで見ることができているのですが、今回は「センサ」を用いて測定されたデータがどのように表示・管理されているのか考えてみることにします。

様々なセンサ情報

センサ

現在、あらゆる場面でデータを測定するためのセンサが活用されています。

温度、湿度、CO2、振動、加速度、光 ・・etc.

その種類も多岐に渡ります。これらのセンサ情報管理方法に関しても、温度計のようなセンサの液晶にデータを表示できるだけのものから、センサ内部にデータを保存するデータロガーなどや、測定データをインターネットに保存しその保存データを管理することでいつでもどこでもセンサデータをパソコンやスマホで確認できる(※IoTシステムと呼ばれます)ものまで様々です。


本記事ではセンサデータをインターネットに保存・管理するIoTシステムについてご紹介しています。

 

センサ情報を処理する機器

ルータ

一般的にインターネットに接続している場所ではその場所のデータをインターネットと送受信するためのルータ(インターネットに接続するための機器)が配置されています。例えば、パソコンやスマホでWebを閲覧できる場所ではこのような機器が設置されています。

ゲートウェイ

センサデータをインターネットに送信する場合も同様で、センサデータをルータを通してインターネットに送信することができます。

ただし、ルータから送受信されるデータの形式(フォーマット)というものがあり、ルータにデータを送信する前にそのようなデータに変換する必要があります。これを「ゲートウェイ」と呼び、ゲートウェイで様々なセンサデータなどをインターネットに送信できる形式に変換をします。

またゲートウェイにセンサデータを送信するための方法も様々で有線・無線、またセンサ機能とゲートウェイ機能をひとつにして提供している場合もあります。

今回はセンサデータを無線でゲートウェイに送信する前提で説明をします。無線を使うことで複数のセンサデータをひとつのゲートウェイで管理、インターネットに送信できるために機器費用・通信量の削減などが期待できます。

センサ情報をインターネットで管理

クラウドサーバ

ゲートウェイ(ルータ)から送信されたセンサデータは加工してインターネット上のサーバ上に蓄積されます。蓄積されたデータを使って表示するソフトウェアをサーバ上で動かし、そのソフトウェアをパソコンやスマホなどで使うことで初めてセンサデータを表示・管理することができるようになります。

IoTシステム(ケミオット構成例)

ケミオット

最後に

このようにセンサ情報の表示には様々な機器や技術が複合され実現されます。一般的にこれらを実現するシステムは「ものをインターネットにつなぐ」IoTシステムと呼ばれています。様々な技術の複合により成り立つシステムなので

  • センサ・ゲートウェイ・サーバ(インフラ)などのハードウェア技術
  • 無線技術
  • ゲートウェイなどのミドルウェアプログラム技術
  • インターネット(またはオンプレミス)のバックエンジニアリング技術
  • ブラウザ・アプリ表示のフロントエンジニア技術  

…etc その必要技術は多岐に渡ります。そんな問題をできる限り解決したい、そこで開発されたのが

ケミオット

です。ケミオットは上記IoTシステムを実現するためのクラウド技術(SaaS)を提供するシステムです。

本クラウドサービスを利用して、エンドユーザ様温度管理・トイレの空き状況管理など一般的なシステムに関してはセンサ~Webアプリまでトータルでのご提供をしております。また「センサは開発しているけど、最近スマホなどでデータを管理したいというユーザが増えている・・」というようなハードウェア会社様も是非お気軽にご相談お聞かせください。

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