設置上の注意

設置上の注意

設置上の注意

インターネット通信

本システムの親機はインターネットと通信を行う機器を伴うIoTシステムです。
インターネット通信のインフラが整っていない(通信が確立が確認できない・通信が頻繁に途切れるなど)の環境では本システムはご利用になれません。有効なインターネット環境がない場合にはLTE通信のオプションもご提供しております。ただし、本オプションにおいてもLTE親機からとセンサの距離が離れている場合や壁などの障害物や大きな電気機器があるような電波を阻害する場所では通信ができないことがあります。設置確認として必ずに上記の有効なインターネット通信があるかをご確認ください。
ルータなどを使ってネットワークを構築された環境や企業・施設などのセキュリティに関係するネットワークに本機器を接続する場合にはネットワークの専門知識が必要となります。
ご不明な場合には現地インフラ構築も含めたコンサルティングも行っておりますのでお気軽にご相談ください。

通信距離

KMIoT専用センサの親機との通信距離は屋内100m前後、屋外300m以上(見通し⇒障害物なし)となります。

ただし、親機とセンサの間に壁や障害物、別の建物がある場合、同一敷地内にない場合などは50mほどであっても電波が著しく減衰(または未到着)となり不安定な状態となる場合があります。
このように現場の様々な環境要因によって親機センサ間の通信可能距離は前後いたします。
このような現場環境での通信状況を前もって検証するために、サンプルのお貸しも行っておりますので、中継機を設置できない場合には前もって現場環境において実際の通信状態をご確認ください。また上記のような距離がある場合や中継機を設置できないような環境では現地にインターネット環境を構築するかLTEオプション(インターネットプロバイダ契約と必要機器のセット提供)の利用をご検討ください。
※サンプルのお貸し出しはWiFiご利用の場合は無料・LTEご利用の場合のみ有料です。

ビニールハウスの温度管理などはビニールハウスから離れた(20m~30m・障害物なし)WiFi設備のある事務所などから通信することが可能になる場合もありますが、基本的に現地ビニールハウス内または隣接建物に電源があることが前提となり、現地でインターネット環境を追加・構築またはLTEオプションをご利用いただく必要があります。

センサ複数台または必要測定場所が多くなる環境を想定の場合 
壁がある別建物同士の通信は中継機を挟んでも困難になる場合が多くなります。
ガラスなどで隣の建物どおしが見える立地にセンサを設置できれば1台の親機で別建物センサとの通信をすることは可能になる場合はありますが、基本的に距離が建物が同一敷地内・隣どおしであっても1つの建物に、その建物が複数階の場合にはそれぞれの階に、それぞれ1台の親機が必要になります。
(※それぞれがインターネットに接続できる環境)
各建物にインターネットに接続できる環境がない場合にはLTEオプション(インターネットプロバイダ契約と必要機器のセット提供)のご利用、または別途各建物にインターネットに接続できる環境を構築・追加してそれぞれ親機を設置してください。
また同一建物であっても別の階などのセンサと通信をする場合も中継機(3ホップまで可能)を挟み通信を延長することは可能ですが、安定測定のためには基本的に1つの階に1台の親機が必要になります。

また特に温度が-5℃以下の極低温の環境下や、極低温を含む20℃前後の温度差を繰り返す環境下など厳しい温度測定に関しては通信距離・電池寿命(2ヶ月以内)も極端に短くなる場合があります。ただし、1例としてマイナス5℃ ~ マイナス15℃内の測定温度を繰り返す家庭用冷凍庫レベルであれば2年以上の連続動作を確認しています。

無線通信時には通信環境が悪い場合は通信が失敗する場合があります。 特に電波強度が弱い場合には親機(ドングル)の向きや親機・センサとの間に障害物(金属・電子機器等)などからの影響が強いため、設置時には親機(ドングル)の設置方向や親機・センサ間の障害物などを考慮して設置を行ってください。(※電波強度が1本の場合、通信が不安定になり電池の消耗も早くなります)
これらは親機・センサを縦にする、高い場所に設置するなどで電波強度が改善される場合もあります。
それでも、通信環境の改善が見られない場合には中継機の使用で環境は改善されますのでご検討ください。
その他詳細は、設置上の注意(アンテナ編)設置上の注意(電波・電源編)をご確認ください。


電源

親機・中継機には100V家庭用電源が必要です。
親機はパソコンなどと同様の精密機械となり5Vの入力電圧で動作(専用アダプタで変換)します。

既存の電源が無い場合、電源を新たに電線などから引く必要がありますが、内容によって総額100万円ほどの費用がかかる場合もあります。 そのような場合や電線もない、という環境においては本システム専用に太陽光パネルなどによる簡易的な電源環境を構築することもできる場合がございます。お気軽にご相談ください。

親機は電源から強制的に遮断された場合には機器本体の再起動をしていただく必要がある場合もあります。
ビニールハウス内設置や大型機器・冷蔵庫などと同一の電源を共有する場合などは過電流・電圧不足などが発生し、ご動作、故障の原因となります。また停電・瞬断などの場合にも連続動作の必要がある場合など環境に設置される場合も併せて、別途無停電電源装置(UPS)や交流安定化電源(変圧器)設置などをご検討ください。
安定した交流電源下でご利用のため電源環境は事前に専門業者にご相談ください。


人感センサ

人感センサの親機との通信距離は屋内20m前後、屋外見通し100m前後となります。
中継機は親機1台につき1台のみ設置可能でその範囲内で通信範囲を拡大することができます。

人感センサはEnOceanの通信規格となりケミオット標準センサと異なるものとなります。 ただし、ケミオット標準センサと同様に親機とセンサの間に別の建物がある場合、同一敷地内にない場合などは50mほどであっても電波が著しく減衰(または未到着)となり不安定な状態となります。このような基本的に距離がある場合に中継機を設置できないような環境では現地にインターネット環境を構築するかLTEオプションの利用をご検討ください。


防水機能

センサには防水機能はございません。

90%以上の多湿なデータも測定できますが、センサ筐体の小さな穴より水が入らないようにご注意ください。
結露が常に生じるよう場所や水分が穴から入ることを防ぐことが難しい環境では水分が付着しないように袋に入れるまたは湿度測定を除いた簡易防水の温度センサ(KMIOT-AMB-T)のご利用などをご検討ください。


設置環境

温湿度センサは直射日光の当たる場所では外気に比べて高い温度が測定されますので日当たりなどもご考慮ください。

親機(電源アダプタ含む)は絶対に直射日光の当たる場所に設置しないでください。


開け閉めセンサ

トイレ管理システムにおけるドアセンサではセンサとマグネットの近接状態によってドアの開閉を判断します。
通常のドアとトイレの壁にセンサとマグネットを後付けで設置することができます。

例えばセンサのマグネットの近接状態がトイレの人の有無を示すことができるタイプ
「閉じている場合に使用中」「開いている場合に空室」
というトイレに対応します。

上記ドア形式でないでも、回転式のドアロックなど、センサとマグネットの設置の工夫で近接状態を再現できるドアであれば利用可能な場合もございます。ただし、この場合は弊社で利用の可否を判断はいたしかねますので、サンプルお貸出しなどでご確認いただき、ユーザ様の責任のもとでご利用ください。

またセンサ機能を付属した専用トイレ鍵をご利用になれます。 ※ただし、本専用トイレ鍵は現在のトイレの鍵と交換する必要があります。詳細はお気軽にお問い合わせください。


上記以外の条件に適合しないトイレに関しては人感センサで「使用中/空室」の判定も可能です。

ただし人感センサも以下の制限があります。 「人がいる」の検知は即時されますが、「人がいない」の検知は人がいなくなってから1分以上かかります。 人の有無を1~2分スパンで知ることはできますが、人の出入りをリアルタイムで検知したい場合は要件を満たしませんのでご注意ください。 (※また、人感センサは費用も異なります。別途お問い合わせください)


費用

上記参考に設置環境に応じた親機・中継機・センサの台数を概算しお知らせください。
台数などご不明な点は設置予定環境の見取り図などをご提示いただければ概算いたします。
お見積り概算は下記で計算できますのでご利用ください。

故障原因

ケミオットシステムのハードウェア機器は精密機械です。
特に各機器のコネクタ部分(親機のUSBや電源/各センサの電池)など、物理的な力が加わるとコネクタ部分の緩みなどからの故障の原因となります。
お取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
その他故障原因になどをもご参考ください。

免責事項

本システムのセンサは/あらゆる測定データに対して小さな誤差が許されない/完全防水が必要/過酷な温度が続く/ などの生命に関わるような要求が必要な環境での使用はお控えください。
ご購入後のお客様に起因する原因による返品はお断りいたします。
(※特に通信接続環境は事前にご確認ください。ご購入前の通信テストなどのためのサンプルお貸出しも行っておりますのでご利用ください。)
その他取扱い説明書とともにハードウェア詳細もこちらをご参照ください。

© 2026 ケミオット Powered by STINGER