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ケミオット G 停止感知・通知について

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ケミオット G 停止感知・通知について

 

今回はケミオットGで機器の停止感知・通知を行ってみたいと思います。

ケミオットGには「上下限値警報設定」という機能があります。これはX,Y,Zの加速度データのそれぞれに上限・下限値を設定し、その値範囲外になった場合に通知(警報モニタ表示・警報メール通知)を行う機能です。こちらの記事では「異常度検証」について書きましたが、「異常値検証」が機械学習による異常値検知を行うため<異常度数>という正常値に対する異常の割合を確率的に求めるものなので、100%正確な数値が出るものでありません。それに対してこの「上下限値警報設定」は上限値・下限値といった指定された数値に対しての測定データの比較となるので警報すべき事象は100%拾うことができます。以下は加速度センサを平面に置いた(動作なし)の状態です。

KMIoT G

例として下限を-0.02、上限を0.02、として測定値がこの指定範囲内に30秒間あった場合に「停止状態」と感知できます。(今回はX方向加速度の停止状態を通知)

KMIoT G

今回は水平の停止状態を感知しましたが環境によって垂直方向や一定の傾斜方向への停止状態も感知できますので、ロボットや様々な機器などの停止感知などが安価で簡単にできるようになると期待できます。

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