介護施設とPHS

介護施設を訪問させていただくと、とても「アナログ」である現場が多いことに驚きます。

一般に販売されているような反応すると音が出るだけのようなセンサを何台も置いている
⇒ 実際には色んな場所でセンサが同時になって場所さえわからない
それよりも少し高価な無線のセンサを置いている
⇒ 無線が届く距離が短く色んな場所に親機を置いているので結局変わらない

このような状況ではセンサを増やせば増やすほど(入居者が増えれば増えるほど)逆に職員の作業量が増えてしまいます。また少し広い施設で意外と多く使われているのがPHSで連絡手段(通知手段)として使われている場所もあるのですが、「PHSを使う」というだけでも職員が無駄に現場までかけつけるというような手間が少しでも無くなる可能性はあります。ただし、PHSということでやはり出来ることは限られてしまいます。

ただ、ご存知だとは思いますが、そんなPHSももうすぐ終了となります!

PHSサービス終了(https://www.ymobile.jp/support/relief/nwinfo/phs/)
(※2020年7月ということでもう2年を切っています)

PHSからスマートフォンに切り替え・・という話にはなると思いますが、介護施設は場合によっては本当の緊急を要するような現場です。

「半年前になっていきなり全てPHSからスマートフォンに切り替え」

のような簡単なものではなく、PHSからの移行期間を含め長い時間をかける必要があります。

「そんなことをするくらいだったら、スマートフォンなんて導入しないよ」

という現場の方もいらっしゃるかと思いますが、上記のようにアナログでそれぞれのセンサが音を出して・・・というのはやはり限界があり逆効果になるということを認識して

「結局それなら鈴がなればいいんでしょ?」

という考えを現場のために考え直す時代になってきているということです。
介護施設内では職員はスマートフォンは使用禁止、、という施設様もいらっしゃいましたが、ただでさえ人材不足でこれからこの状況はさらに深刻化していくと考えられる介護業界でITなどを活用することは必ず必要になってきます。また、ますます必要となる若い人材に限ればスマートフォンなどは日常的に使いこなしそれを使わない、ということは逆にとてももったいないということになります。(※介護施設へのスマホ導入の勧め)

もちろんITだからと言って何でも導入すればいいというものではなく、

「全くわからない、自分の施設のニーズには合わない」

というようなものの導入で逆効果になることもあります。

「1個数千円のセンサから数百万円のロボット/数万円のシステムから数百万円のシステム」

本当に色々なものがありますが、これらの見守りシステムはどれをとっても現場の全てのニーズを満たすことは予算的にも機能的にも不可能であることが現実です。このようなシステム導入は

「現場のニーズを最低限でも最も安く、また最大限の費用で最もニーズにマッチした機能を持つもの」

を探して導入することで職員の作業・負担を軽減し、逆に入居者との時間を増やすことができる(例えそれが数分だったとしても)といった相乗効果を生み出すべきものでなくてはいけません。

PHSからスマートフォン切り替え・・・今が最適なタイミングかもしれません。


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